事業報告書、実績報告書

緑ナンバーの一般貨物運送業を運営していく上で毎年提出が必要な報告書が2種類あります。
ひとつは「一般貨物自動車運送事業事業報告書」(貨物運送事業報告規則第2条)で、決算後100日以内に提出します。
もうひとつが「貨物自動車運送事業実績報告書」(同上)で、決算期に関わらず毎年4月から翌3月までの実績を7月10日までに提出します。

これらの報告書の提出を怠ると巡回指導時にチェックされたり、認可申請で認可されないなど問題になることがありますので毎年忘れずに提出するようにしましょう。

一般貨物自動車運送事業事業報告書

事業報告書は決算書ベースの報告書で、複数のページに分かれています。

・事業概況報告書

会社情報や、経営規模・主な株主、役員、経営している事業などを記載します。

・損益明細表

運送事業に関わる収支情報を記載します。営業収益・営業費用、営業外収益・費用を項目毎に金額を入れて、経常損益まで算出します。ここには運送事業のみの収支を記載するため、兼業で別事業を行っている場合はその部分は除きます。

・人件費明細表

運送費と一般管理費の人件費(役員報酬、給料手当、福利厚生費など)を記載します。これは上記の損益明細表の中の人件費部分の内訳になります。

・損益計算書、貸借対照表

書式は指定されていませんので、決算書を添付する形でも大丈夫です。

 

この事業報告書は決算後100日以内に提出する書類です。決算の締めに2ヶ月程度かかる事を想定すると3ヶ月目くらいに報告書を作成して提出するというスケジュール感になります。

貨物自動車運送事業実績報告書

記載する内容は以下の項目です。
・会社情報:住所、事業者名、代表者名、電話番号
・事業概況:事業用自動車数、従業員数、運転者数
・事業内容:運搬する荷物
・輸送実績:地域別の延実在車両数、延実働車両数、走行キロ、実車キロ、輸送トン数、営業収入
・事故件数:交通事故件数、重大事故件数、死者数、負傷者数

対象期間は一律4月から翌3月です。これは会社の決算期がいつであっても変わりません。
3月末決算の会社であれば一般貨物自動車運送事業事業報告書と同じタイミングになりますが、それ以外の決算期の場合はタイミングがずれるので、各々の提出時期に報告することになります。

 

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